スポーツ用マウスガードの作成を行っています。
矯正治療中の人やスポーツ愛好者・選手の運動能力の向上や、歯・アゴ・口のまわりのケガ・脳しんとうを防止するために、各個人の歯に合わせて、ゴム質のマウスガード(マウスピース)をオリジナルで作成いたします。
あごやかみ合わせの治療が必要な場合は、保険診療で改善できます。
マウスガードとは?
マウスピース・マウスプロテクターなどとも呼ばれ口の中を保護する装置です。歯が折れたり、あごを骨折したり、口の中のケガ、脳しんとうなどを防止・予防します。
スポーツ用品店などで販売されている簡易型のマウスガードでは「口をあけるとすぐに落ちてしまった」、「かみ合わせが悪く逆に顎を痛めてしまった」などの問題がある可能性がありますので、あなた専用のものを型をとって精密に作るほうが安全にできます。
マウスピースは、およそ3つの種類に分けられます
一つは、出来合いのものをただ上下の歯でくわえるというものです。これはプリフォームドタイプなどと呼ばれるものですが、呼吸したり声を出すために口を開くだけで外れてしまいます。咬み合わせについては全く配慮されていないため、使用は控えたほうがいいでしょう。
出来合いのものであっても、お湯につけて熱で軟化する、あるいはパテ状のものを練って、自分の口に合わせた整形ができるタイプのものもあります。マウスフォームドタイプといわれ、前者のプリフォームドタイプに比べれば改善されています。自分で咬んでで整形するため、ある程度、咬み合わせとも調和します。ただし、ぴったりと口に合わせて整形するのはかなり難しく、経験と技術が要求されます。
最もお奨めしたいのは、オーダーメイドのマウスピースです。咬み合わせにも配慮され、歯や口にも違和感なくフィットします。いかに出来のよいマウスフォームドタイプでも、これにはかないません。前述の筋力アップや、身体の重心の安定化などの効果が出る場合があるというのは、すべてカスタムメイドタイプのものについての報告です。
マウスピースの作成料金
料金 | 5,000円〜10,000円(税別) |
※公的医療保険は適用されません。
治療期間:
1か月〜2か月・治療回数1-3回
リスク/副作用:
・装着初期に口腔内での違和感や軽度の痛みを感じることがありますが、通常は数日で慣れます。
・マウスガードの摩擦により、稀に口内炎が発生することがあります。口内炎が続く場合は使用を中止し、医師に相談してください。
・マウスガードを清潔に保たないと、細菌の繁殖による感染症のリスクが高まります。
マウスピースの定期チェック
多くのスポーツ選手は、パワーを出すために歯を食いしばります。 マウスガード装着時の食いしばりは、マウスガードをすり減らしてしまいます。 マウスガードは少なくとも1年に1回はすり減りや破損をチェックして、痛んだものは作りかえることをおすすめします。
マウスピースの装着が推奨されるスポーツ
ボクシング、空手、K1、レスリング、柔道、アメリカンフットボール、ラグビー、アイスホッケー、バスケットボール、ラクロス、フィールドホッケー、サッカー、ハンドボール、野球、バレーボール、ラケットボール、テニス、スカッシュ、水泳体操、トランポリン、アクロバット、重量挙げ、スキー、スケートボード、スカイダイビング、ハングライダー、馬術、乗馬、モトクロス、サイクリング、円盤投げ、砲丸投げ、サーフィン